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| スは特筆もの。客足も上々の中、すっかり日付も変わり、一部ダンスショウケ ースがスタート。 まずはGIRL'S HIPHOPチーム"くんぴ☆"が盛大な歓声に迎えられ登場、ホーム グラウンドの声援に甘んじない、堅実に練り込まれたルーティンとステージン グの巧さが目を引いた、続いて"ORGANIC FOOT"が登場、余裕さえ感じさせる 落ち着いたたたずまいで、ジャンルレスでありながらも、全体で見ると一貫し た"黒さ"を感じさせるビートを軽やかに舞う姿は土臭く、プリミティブな魅力 に溢れていた。 そしてHOUSE DANCER"2step garage"の登場、こちらは初っ端から全開のダ ンサブルな音選びで観衆を圧倒、そのリズム感の良さと身体能力の高さは躍動 感に満ち溢れ、最近のクラブイベントへの露出度の高さもうなずける、完成度 の高いルーティンを披露した。上記三組のスキルフルなダンスショウに続いて は一部ライブショウケース、まずはAZURE『OLD TO THE NEW』等でもすっか りお馴染みの1MC"SHOW-DA-PETE"がマイクを握る、日本語ラッパーとしては 正統派に属するであろう彼の、正確でいて力強いラップがフロアを揺らす。個 人的にはライミングの巧さが記憶に残る。 そして一部ショウのトリを飾ってくれたのはビートボクサー"bluno"だ、緩急 自在の高い技術に率直な感嘆の声を上げるオーディエンス達、ヒップホップへ の愛情溢れる、ミドルスクールクラシックのヒューマンビートによる再現で会 場の熱気は急上昇の模様。 その熱気が続く中、登場したレジデンツDJの一人、DJ "URATA"は90's HIPH- OP中心のスピンで会場に満ちた心地よいVIBESを持続する。 そして会場入り口まで人で溢れかえる中、満を持して二部ショウケースがスタ ート。 まずは本日のMCメインアクト、"HI-KING"が颯爽と現れる。 日本語ラップ通ならば知らぬ者は無いであろう実力派1MC&1DJ、派手な演出 や客演は皆無、しかし彼等にそんなギミックが不要な事は、MCタカセがマイ クを握った後、僅か数小節キックした10秒後には証明されたはずだ。 真摯に鍛錬した者だけが得られるであろう、凄まじいまでのラップ・スキルを 満員の観衆に見せつけ、瞬く間にタイトなショウが終了。 |
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| い、確かな技術に裏付けられた優雅なパフォーマンスに多くの観衆は魅了され たはずだ、ソロの醍醐味を味わった後には集団ルーティンの醍醐味、"ABSOL- UTE TERROR FIELD"の面々が弾けるようにフロアを席巻する。クラブダンサー としての遊び方を心得た彼等らしく、オープンマインドな姿勢が新旧分け隔て の無い選曲からも垣間見え、イベントのコンセプトに沿った素晴らしいパフォ ーマンスであったように思う、彼等が踊っている時の、観衆の楽しそうな笑顔 が印象的だった。 続いて登場したのはフィメールHIPHOP DANCER三人組、"LUOS"、バウンス ビートに真っ向勝負でキレ味充分のエモーショナルなダンスを披露、三人の美 意識が統一されたであろう"黒"が基調の衣装も粋に着こなし、エンターテイメ ント性に富んだ"静"と"動"併せ持った緻密なルーティンとあわせて、本イベン トに対する彼女らのモチベーションの高さを表していたように感じた、そして いよいよこの日の大トリ"RAW-DELUXE"の登場、一際盛大な歓声が彼等の人気 を物語っていた、とにかく変化球無し、ド真ん中直球勝負といった趣の熱いパ フォーマンス、HIP HOP黄金期、GOLDEN ERAの名曲群を贅沢に盛り込んだ展 開と躍動感溢れる彼等のパフォーマンスに熱くならなかったクラバーは 誰一人 としていなかったと信じたい、選曲も素晴らしく、チーム名になぞらえてBIG DADDY KANE"RAW"を効果的に使用、JAZZY JEFF&FRESH PRINCE"SUMMER TIME"をラストに配置して季節さえも味方につけたあたりは流石の一言、スキ ルは勿論、そういった細かい配慮も若手ダンサーには格好の見本となったはず だ、続いてはダンサーから圧倒的な支持を得ているDJ "MAR"のCLUB PLAY、 ショウの余韻を楽しむかのように心地よく揺れ続けるフロアを、持ち前の高い 技術と状況に応じた絶妙の選曲でしっかりROCK、CLOSEのDJ MALUまで安定 したターンテーブル捌きで危なげなくバトンを渡す、締めを務めたDJ "MALU" は当日MIX CDも無料配布、意識の高さを感じさせつつ、甘い選曲で朝方のフロ アを間断無く揺らせ続け、イベントは大団円を迎えた。 結果的には前回並みにかなりの盛況に終わった今回の『liberalism』、DANCE STUDIO LAB 3 PRESENTSという事もあり、ダンサーによるダンサーのための イベントだと誤解される向きも多いだろうが、厳選されたDJやMCも 一体にな ってのVIBESは昨今、他のイベントではなかなか味わえない魅力があるように 思える、ダンサーは勿論、未体験のクラバーは是非一度、体感してみる価値が あるはずだ、この日のメインMCは明け方語った「ダンサーが多くてやりにく い?そんなの全然関係ねえ、みんなB-BOYでしょ?オレはその辺歩いてるオバ ちゃんでもラップでロックしてみせますよ」この言葉はDANCE・MC・DJの垣 根を取り払ったイベントを志す本イベント・オーガナイザーの気持ちを代弁し てくれているような気がしてならなかった。 次回は9月に開催予定、二周年も、そう遠くない... TEXT TAKESHI |
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